旭が丘どうぶつ病院だよりの記念すべき第1弾は看護師の小林が担当させていただきます!

今回は、先日名古屋で行われた”猫のスキルアップセミナー”に参加して学んできた
「院内での猫ちゃんのストレスを最小限で済ませる方法」についてお話します。

 

猫は犬よりもストレスがかかりやすい動物と言われ、車での移動や大きな物音、タバコや香水の匂いでもストレスを感じると言われています。

中でも待合室等でワンちゃんと同じ空間にいることでストレスを感じてしまう子は、その状態で診察室に入りケージから出した途端パニックになってしまうこともあります。

そんなネコちゃんのストレスを少しでも緩和するため、お車で来院されている場合静かな車内で待って頂くことも可能です。
院内でお待ちいただく場合にはバスタオルなどでケージを覆い、周りを見えなくすることによりネコちゃんが落ち着く環境を作ることができるのでおすすめです。

 

当院でもセミナーで学んだことを積極的に取り入れ、怖がりの猫ちゃんにはタオルで体を包み落ち着かせながら診察を行なっています。
今まで怖がっていた子も大人しくお尻から体温を測らせてくれるようになったり、爪切りをさせてくれる子が多くなりました♪

また詳しい検査や処置のため一時的にネコちゃんをお預かりする場合にも、ネコちゃんが安心できるよう看護師2人以上で保定を行います。
しっかりと正しい方法で押さえてあげることでネコちゃんへのストレスを最小限にし、素早く処置を行うことが出来ます。

 

今回のセミナーを受け、待合室のネコちゃんコーナーにケージにかけるためのバスタオルを用意しました!

怖がりなネコちゃんに是非活用してください!

 

写真は院内セミナーとして今回学んだことをスタッフみんなで共有したときの様子です!
これからもスタッフ全員で協力し、ネコちゃんにより安心してもらえる病院づくりをしていきます!

(VT小林)